日に日に日差しが強くなり、食卓にも少しずつ涼やかな味わいが恋しくなる6月。そんな季節に料理へさっと清々しい香りを添えてくれるのが「大葉」です。
大葉は、青じその若い葉のことをいいます。すこし添えるだけでふわりと広がる香りが料理全体を軽やかにしてくれます。薬味としてはもちろん、主役の食材に合わせても炒めものや揚げものに使っても、さっぱりとした後味に仕上げてくれる頼もしい存在です。
冷奴やそうめん、刺身のつまなど涼を感じる料理にはおなじみですが、実はお肉やチーズ、梅、みそなどとも相性がよく、日々の献立にも取り入れやすい野菜です。たとえば、豚肉に大葉とチーズを重ねて巻いたり、刻んだ大葉を混ぜごはんに加えたり。いつもの一品に少し加えるだけで、初夏らしい香りのある味わいになります。
また、湿度が高くなるこの時季は、食欲が落ちやすい頃でもあります。そんな時にも、大葉のさわやかな香りは食卓のよいアクセントに。梅干しやじゃこ、ごまなどと合わせれば、白ごはんにもよく合う簡単な一品ができあがります。
保存する時は、乾燥を防ぐことが大切。空瓶などに茎の部分を少し水に浸けて立てるようにし、ふんわりと袋をかぶせたり瓶のふたを閉めて冷蔵庫へ入れておくと、香りとみずみずしさが長持ちしやすくなります。使う直前にさっと洗い、水気をやさしくふき取ってから調理してください。
今回は大葉みそをご紹介します。ごはんに乗せてもおいしいですし、野菜スティックのディップに使ったり、お肉やお魚に大葉みそを乗せてオーブンで焼くのもおすすめ。初夏の保存食としても役立つ一品です。
大葉の香りと、おみそのコク。
作っておくと、いつものごはんやおかずにさっと使えて、食卓に初夏らしい風味を添えてくれます。

大葉はこのように保存しておきます

1. 大葉30枚をさっと洗い水気をきって荒めのみじん切りにする

2. 小さめのフライパンにお好みのお味噌大さじ4、みりん大さじ2、酒大さじ1、砂糖小さじ2、ごま油小さじ1、塩ふたつまみを入れてよく練る

3. 中火にかけて練りながら全体がふつふつしてくるまで加熱する

4. 全体がふつふつしてきたら大葉を加えて焦げないように混ぜながら好みのかたさまで加熱する

5. 大葉にも火が通り、好みのかたさになったら完成 冷えるとかたくなるので少しゆるめで止めるのがポイントです

瓶やタッパーに詰めて冷蔵庫で保存します 衛生と保管に気をつけて使用すれば2、3週間ほど楽しめます