流通のおはなし Retail

火を通しても生でも楽しめるセロリです

2026.05

日差しにもやわらかな明るさが感じられるようになり、過ごしやすい日が続く季節になってきました。

セロリは通年見かける野菜ではありますが、旬は春から初夏にかけて。この時期のものは、みずみずしさと香りのバランスがよく繊維もやわらかく感じられます。口にしたときに広がる爽やかな香りも高く、旬ならではの味わいを楽しむことができます。

一方で、その独特の香りから少し苦手意識を持たれる方も。ただ、生のままでは強く感じられる風味も火を通すことでやわらかくなり、印象が変わることもあります。調理の仕方によってぐっと親しみやすくなるのもこの野菜の特徴です。また、セロリにはカリウムや食物繊維が含まれており、すっきりとした味わいと香りをあわせて楽しむことができます。

乾燥に弱い野菜でもあるため、少し保存に気を配ることで、そのみずみずしさを長く楽しむことができます。葉と茎を分けてキッチンペーパーで包み、それぞれ袋に入れて野菜室で保管するだけでも状態は保ちやすくなりますし、根元を軽く水に浸して立てておくとより張りのある状態を維持しやすくなります。少ししんなりしてきた場合でも冷水にさらすことで食感が戻ることもあります。

今回は和の要素と合わせて佃煮風のメニューにしました。調理のポイントとしては最初は中強火で一気に加熱し、できるだけ水分を出さないようにすること。味がぼやけずごはんやお酒のおつまみにもぴったりの味に仕上がります。

この時期ならではのみずみずしさと香りを感じながら、旬のセロリの美味しさを日々の食卓の中でお楽しみください。

 

1.  セロリ約300gは葉付きのまま洗い、軸の汚い部分はカットしたあと2、3ミリぐらいにスライスする

 

2. あわせ調味料をつくる(醤油大さじ1.5、みりん大さじ1、砂糖小さじ1、お酒大さじ1)

 

3. 熱したフライパンにごま油少々とセロリを水分が出ないように強火で一気に炒める

 

4. 全体がしんなりしてくるまでしっかり炒める

 

5. 2のあわせ調味料を加えしっかり味を含ませる

 

6. 調味料の水分がなくなったら火を止め、鰹節1パックをいれてさっと和えて完成