ここ数年で日本でもシーズン時に出回るようになった芽キャベツ。キャベツの一種で、小さな球状の芽が幹や茎にたくさんつく面白い形状をしている野菜です。英語では「ブラッセルスプラウツ」と呼ばれ、ベルギーの首都ブリュッセルに由来しています。日本では主に冬から春にかけて出回り、寒い時期に旬を迎えます。
コロコロした見た目も可愛らしい芽キャベツのお味はほんのり苦みがあり、キャベツよりも濃厚な風味。調理法としては煮る、蒸す、炒める、焼くなど色々な方法で楽しむことができます。
日本では主に静岡県で生産されており、収穫時期は11月から3月までで、最も美味しい旬の時期は1月から2月とされています。この時期の芽キャベツは寒さにより甘みが増し、栄養価も高くなります。
保存法としては、湿気が腐敗を早める原因になってしまうので、洗わず乾いた状態で保存してください。芽キャベツをポリ袋や保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れます。その際、保存袋に穴を少し開けて通気性を確保すると長持ちしやすいです。
今回は海外では定番の焦げ目をつけた芽キャベツのローストをご紹介します。ポイントはソースにお酢を使うこと。お酢で芽キャベツの苦みを和らげバランスをとります。
付け合わせにもぴったりなので、ぜひお試しください。
1. ベーコン3枚ほどを1cmほどにカットし、こんがりするまで加熱する
2. ベーコンだけを取り出し、出た油はこの後使うので取っておく
3. 芽キャベツ300gはサッと洗ってヘタを切り取り、半分にカットする
4. ベーコンの油と合わせて大さじ3のオリーブオイル、塩こしょうを芽キャベツにからませる
5. ホイルを敷いたシートパンに重ならないように芽キャベツを並べ、焦げ目がつくまで200℃で20〜30分オーブンで焼く
6. 好みのお酢大さじ3、はちみつ大さじ3をフライパンで加熱し、少し煮詰めてソースにする
このぐらい焦げ目がつくまで加熱するのが重要です
7. 取っておいたベーコンとはちみつとお酢のソースを絡めて塩こしょうで味を整えて完成