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丹波農場で栽培されたアイコトマトは生だけでなく加熱料理にもおすすめです

2025.03

八百一の郷・丹波農場では色々なミニトマトを栽培していますが、その中でも今回注目するのは「アイコトマト」。収穫期間が長い年で年の半分以上、店頭に並びます。

アイコトマトは、楕円形をしたミニトマトの一種で、普通のミニトマトより甘みが強く皮がしっかりしているのが特徴です。水分が少なく果肉がしっかりしており食べ応えがあります。

一方、一般的なミニトマトは丸い形が多く、甘みと酸味のバランスが取れたジューシーな味わいが魅力。アイコトマトは皮が厚めで裂けにくいのに対し、普通のミニトマトは皮が薄く、水分が多いため保存状態によっては早めに食べる必要があります。

また、糖度が高くフルーツのような甘さがあり日持ちしやすいのもメリット。普通のミニトマトはサラダや生食に向いていますが、アイコトマトはそのまま食べるのはもちろん、実崩れしにくいため加熱調理にもぴったりです。保存性が高いためまとめ買いにも向いており、常備しておくと便利なミニトマトのひとつです。

今回はアイコトマトと塩昆布を使って少し和風の味わいのトマトソースにしました。時短でできますので、簡単に済ませたいランチのメニューにもぴったりです。

1. アイコトマトをさっと洗い、縦長の半切りにカットする

2. アイコトマト350gにお好みの塩昆布8gをまぶしトマトから水分がでるまで少し置く

少し置くとこのように水分が出た状態になります

3. アイコトマトをフライパンに移し、自然に実が崩れるまで加熱する

4. 実が崩れてソースが一体化したら塩こしょう、お醤油で味を整える

5. 茹でたスパゲティとソースをさっと和えて大葉やパルメザンチーズをトッピングしお楽しみください