冬の京都の伝統野菜のひとつである海老芋が出回る時期がやってきました。
京都ではお正月にはお雑煮の具材にしたり、棒だらと炊いたりと古くから愛されている海老芋はえびのような縞模様と先の曲がったエビのようなかたちが特徴的。肉質は里芋よりもきめ細やかでクリーミー、煮崩れも比較的しにくく味わいも深くて長く愛されている理由がわかります。
和の煮炊きものも最高なのですが、意外と洋の味付けにも合います。今回はマッシュ海老芋にしてみました。じゃがいものマッシュポテトとはまた違うもったりとした食感がクセになります。レンジを活用し短時間でできますので、ぜひお試しください。
1. 海老芋は丸ごと洗って泥を落とす
(今回は潰して使うので丸いタイプの海老芋を使用しています)
2. 水に濡れたままの海老芋をひとつずつラップで包む
3. 耐熱容器にゆったり目に並べ電子レンジ600wで4分加熱後お芋を裏返し、更に600wで4〜5分加熱する
4. 少し冷まして火傷しないようにキッチンペーパーで包みながら包丁や手で皮をむく
5. 4.をマッシャーやフォークで潰す
6. 牛乳200ml、生クリーム100ml、バター30gをバターが溶けるまで加熱する(海老芋700gから800gに対して)
7. 潰した海老芋に6.を加え更にマッシュしながら一体化させる
8. 全体が一体化しなめらかに混ざったら塩で味を調整して完成