12月になりここ北海道農場のある倶知安では連日の降雪により本格的な冬を迎えました。寒い日にはマイナス10度を超える日もしばしばあり、そんな中冬至に向けての南瓜の選果作業が開始されました。とても過酷な環境ですが、それでもこの寒さがあるから南瓜やじゃがいもが甘さを増してくれるんですよ。
「糖化」、「低温順化」という作用があり、作物が寒さから身を守ろうと澱粉質を糖分にかえてくれるんですね。だからこの時期の南瓜やじゃがいもってとっても甘いんですよ。
保管庫内の外気温はマイナス20度を超える日もありますので毎日が天気予報と温度計とのにらめっこになります。朝昼晩とこまめに温度をチェックし、シートをかけたり、はがしたりそれでも庫内の温度が低ければ一晩中ヒーターで温度調整をする日だってあるんです。
こうして少しずつ甘さを増した北海道農場の南瓜、店頭でお見かけの際は是非ご賞味ください。