ソルダムは、スモモの一品種で、二十世紀の初頭にアメリカから導入されました。日本では大石早生に次いで多く栽培され、初夏から夏のこの時期にかけて、旬の果物です。
果皮が緑色を帯びているので、一見まだ食べるには早いような気分になりますが、中の果実は濃赤色で、日持ちもよく、甘味と酸味のバランスが良いのが特徴です。完熟したものは、乾燥しないように袋などにいれて冷蔵庫で保存するとよいです。
完熟する前の、カリッとした心地よい歯触りと、さわやかな酸味を味わうもよし、常温で追熟させて酸味も抜けたジューシーな甘みを味わうもよし。お好みのタイミングで、ソルダムの味を味わってみてください。