今年は、じりじりとした日差しがたっぷりの日は数を数えるほどで、9月に入り、六角農場にコオロギたちの音色が響きわたる季節になりました。
六角農場では、万願寺とうがらしなど夏野菜たちも、もうひと頑張り!と元気に実をつけ、そして冬に向けての播種や定植も少しずつ始まっています。今年の冬は、京野菜の聖護院だいこんや聖護院かぶら、そらまめなどを栽培する予定ですよ。
そして、冬に向けての準備は野菜だけではありません。
六角農場では、ニホンミツバチの養蜂も行っています。
ニホンミツバチたちは女王蜂のために、日々蜜や花粉を集めてきているのですが、夏の六角農場では、九条ネギやズッキーニ、賀茂なす、万願寺とうがらし、ハーブのボリジやチャイブ、オレガノなど様々な野菜の花粉を集めている様子が見られました。ニホンミツバチはだいたい半径2km程の範囲から、蜜や花粉を集め、ちゃんと巣箱に戻ってきます。そのため、このあたりだと御所や二条城のあたりまで、集めに行っているようですよ。これからの季節は、六角農場での野菜の蜜源は少なくなりますが、寒い冬の時期が越せる様、ミツバチたちは更にせっせと蜜を集めに行きます。
夏野菜の最後の頑張りの中にも、少しずつ秋の訪れが感じられる六角農場に、是非お立ち寄りください。