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夏を元気に過ごす大玉トマトの楽しみ方です

2025.08

8月の大玉トマトは、太陽をたっぷり浴びて育つことで夏らしいおいしさが満点。ひと口かじるとジューシーな果汁が広がり、この季節ならではの豊かな味わいを楽しめます。サラダや煮込み料理、スープなど、どんな調理法でも旬の大玉トマトは持ち味を生かしてくれます。

夏は暑さによる疲労や食欲不振が起こりやすく、ビタミンやミネラルの補給がとても大切な時期です。大玉トマトには、夏バテ予防に役立つビタミンCやカリウム、抗酸化作用を持つリコピンが豊富に含まれています。水分も多く含まれるため、汗で失われがちな水分と栄養を同時に補うことができるのも魅力。旬のトマトを食卓に取り入れることは、夏を元気に過ごすための自然なサポートにつながります。

購入したトマトにまだ青みがある場合は、常温で追熟させるのがおすすめ。完熟したものはできるだけ早めに食べきります。たくさん手に入ったときはトマトソースにして冷凍しておくと、旬の味を長く楽しむことができます。

大玉トマトは生で食べると果汁のジューシーさをそのまま味わえますが、加熱すると旨みが凝縮され、深いコクが生まれます。厚切りにして塩とオリーブオイルをかけるだけのシンプルな食べ方から、ラタトゥイユやトマトの肉詰め、スープなどの煮込み料理、モッツァレラチーズとバジルを合わせたカプレーゼまで、この季節ならではの贅沢な味わいを楽しむことができます。

今回は旬のプラムと合わせてシンプルなサラダにしました。プラムの甘酸っぱさとバジルの香りが足されることで夏らしい爽やかな味わいになりますのでぜひお試しください。

1. アーリーレッド1/4個を薄切りにし水にさらしておく

2. はちみつ大さじ2、酢大さじ2、オリーブオイル大さじ1、塩少々をよく混ぜておく

3. 水を絞ったアーリーレッドをドレッシングと和えて10分ほど漬けておく

4. 大玉トマト1個を一口サイズにカットする

5. プラム2、3個ほどを一口サイズにカットする

6. カットしたトマトとプラムをアーリーレッドとドレッシングと和えて完成
(盛り付け時にバジルを散らしてください)