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旬のアスパラは、茹で方ひとつでおいしさが変わります

春から初夏にかけて旬を迎える国産のアスパラガスはみずみずしくて栄養満点の季節の野菜。

中でも5月は各地で新鮮なアスパラが出回る時期です。国産アスパラの収穫時期は主に4月から6月で旬のアスパラは甘みと香りが強いとされています。簡単に調理できて栄養価も高く毎日の食事に取り入れやすいのが魅力で調理法も幅広くアレンジできる便利野菜です。

購入後はできるだけ早めに召し上がっていただくのがベストですが、冷蔵庫では「立てて保存」すると長持ちするといわれています。すぐに傷んでしまうと気にされている方は試してみてはいかがでしょうか?

今回はぜひ旬のアスパラで試していただきたいシンプルな食べ方をご紹介します。ポイントはアスパラの茹で方。穂先と軸の部分を時差をつけて茹でること、茹でたあとに水にさらさないことがおいしさの秘訣です。

見栄えがする料理なだけでなく、素材の味が楽しめる食べ方ですのでぜひお試しください。

 

1. アスパラはさっと洗って軸の部分を切り落とす

 

2. 硬い部分を少しだけピーラーで剥く

 

3. 沸騰したお湯に卵を割り落としポーチドエッグをつくる

 

4. 白身がしっかり固まった時点で取り出し水分を切っておく

 

5. 塩を強めにしたお湯をフライパンで沸かし軸の部分のみ30秒から50秒ほど先に浸けて茹で始める

 

6. 全体をお湯に沈めて全体が鮮やかなグリーンになるまで茹でる
(予熱で調理が進むので、少し固めの段階であげるのがポイントです)

 

7. 茹で上がりは水にさらさずざるなどにあげて水分をきる

 

8. アスパラとポーチドエッグ、パルメザンチーズ、胡椒を振って完成