今年の丹後は雪も少なく、早く春が到来しそうです。そうなるといよいよ種まきの時期がやってきました。丹後農場の一番早い種まきは挑戦2年目のカラーピーマン(プチピー)です。このカラーピーマン、昨年同様、赤、黄色、オレンジと非常にカラフルな顔ぶれです。
収穫時期になると畑一面、緑の葉っぱの中でカラーピーマンの小さな実が段々色づき、美しい風景が広がります。そんな中できたピーマンはとても甘く、肉厚でみずみずしいのが特徴です。丹後農場ではキズが入った物を選果場の前の無人市で販売しているのですが、昨年1シーズンのうちにみるみる人気が広がり、収穫後半になると「これがないとご飯が食べれらない」というお客さんまで出てきました。
今年も人々を魅了するカラーピーマンを作れるよう、今はしっかり苗を作る期間です。まだ気温が低いため、ハウスの中で温床育ちですが、芽を切ってからはひ弱にならないよう細心の注意を払う必要が出てきます。その為、急激に晴れ間や寒い北風が吹けば、すぐに苗の顔色を見に行く作業が4月いっぱい続きます。今年もより多くの方に美味しいカラーピーマンを食べてもらえるように精一杯育てますので店頭で見かけられたら是非一度ご賞味下さい。