毎年栽培をしている黒豆が綺麗な紫色の花を咲かせています。黒豆はだいたいお盆頃に花を咲かせ始めます。暑さの厳しい時に花を咲かせるのですが、その時の環境が黒豆にとって良くないと花が散ってしまいます。そこで、この時期の環境を良くするために用いられる方法が畝間潅水という方法です。畝間に水を流し、黒豆がたっぷり水を吸えるようにすると共に、株周りの気温を下げることで、環境を良くしてやります。しかし丹波農場ではこの方法ができないので、スプリンクラーを使って水やりをし環境を良くしています。
今では最初に咲いた花は実になってきています。成長し枝豆として出荷できるようになるまでには、もう少し時間がかかりますが、10月の中頃には丹波の秋の味覚をお届けできると思います。