えんどう豆のなかでも、さやの中の豆が小さいうちに収穫し、若いさやごと食べることができる、さやえんどうの仲間です。お店では年中見かけることができる野菜ですが、本来の旬は主に春、3月から6月の頃です。
ほのかな甘みと、歯切れ良く色鮮やかな緑が特徴の絹さや。その名前の由来は、若いさやの擦れる音が、衣擦れの音に似ていることからきたともいわれています。
火の通りが早いので、たっぷりの沸騰したお湯で、さっと茹で上げるのがポイントです。水分を失ってしなしなにならないうちに、食べることをおすすめしますが、保存する時は、乾燥にしないよう、ビニール袋などに入れて冷蔵庫へ。
炒め物や汁物、ちらし寿司の具や、つけあわせなどとしても色々と使うことができる絹さや。お料理にさわやかなアクセントをそえてくれる、彩り野菜です。