品種として登録されたのは、平成10年。まだまだ歴史は浅い新品種ですが、独特の食感と甘みが特徴の、これから注目の魅力的な蜜柑です。
せとかは清美タンゴールとアンコールを掛け合わせたものに、マーコットを交配し、育成してできました。交配に使われたアンコールとマーコットという二種は生産量が少なく、幻の蜜柑ともいわれ、高品質品種なこの二種から豊かな香りや甘みを受け継ぎました。
一番外側の果皮はうすく、果実のしまりはよいですが、皮はむきやすいです。種はほとんど無く、中のじょうのうと呼ばれる袋が薄くて柔らかいので、口に残りにくく、そのままジューシーで深みのある甘い果肉を味わうことができます。
蜜柑とオレンジの良いとこどりのせとかを是非一度ご賞味ください。