名前の由来は、北の大地を守る希望のあかり。
北あかりは、1975年、母を男爵イモに、父をツニカとして交配され、誕生しました。じゃがいも栽培のなかで、長年悩まされてきた、センチュウ被害に対抗する抵抗力を秘めた北あかりは、まさにじゃがいも栽培とそれにかかわる人々の希望の光。そんな生産者の切実な思いがこめられています。
八百一ではこの時期、北海道は、羊蹄山麓周辺地域で栽培された北あかりが、お店に並びます。通称「えぞ富士」とも呼ばれる、羊蹄山とその周辺は、名水に選ばれる湧き水や山麓の恵まれた土壌など、豊かな自然があります。また朝晩の寒暖の差は、ジャガイモのなかの甘みと一緒に美味しさを蓄え、北あかりの栽培にはとても恵まれた環境です。
「栗じゃが」や「黄金男爵」ともよばれるとおり、黄色のしっとりとした実色は、ホクホクの食感とともに、ほんのりとした甘みと香りが豊かで、皮ごと茹でて、バターをのせて食べるのもおすすめです。ぜひ色々なレシピで北の大地の味をお楽しみください。