デラウェア

まだまだ暑さは夏真っ盛りですが、立秋も過ぎ、暦のうえでは秋。ブドウといえば秋の果物ですが、そのなかでも早くからお店で見かけることができます。
ハウス栽培によって、早いものでは4月半ばから出回りはじめるデラウェア。日本では昔から種なしぶどうとして、お盆のお供えものなどでも親しまれ、身近でなじみのあるブドウではないでしょうか。原産はアメリカ東部といわれています。
日本には明治の初期に導入され、昭和20年以降から栽培が活発に行われるようになりました。
たわわに実った赤紫色の小粒の中にはエメラルドグリーンの実があり、種がなく果皮離れも良いので食べやすく、上品な芳香と甘みがあるのが特徴です。小粒でも甘いデラウェア。お年寄りから子供達まで人気のブドウです。