熱帯アジアが原産の生姜。日本では古事記にもその名がする程、古くから用いられてきました。この時期、冬に植え付けられた生姜は、新生姜として出回ります。昔は、秋に収穫された露地栽培のものを新生姜と呼んでいましたが、現在では加温促成栽培や無加温促成栽培などのハウス栽培が行われており、新生姜の時期もそれに合わせて変化してきました。
いつもお店で見かけることができる土生姜にくらべると、水分が多く繊維が少ないのが特徴で、刺激が少なく食べやすいので、ピクルスや甘酢漬けなどに使われます。八百一でも、高知県産やゴールデンウィーク明けからは、和歌山のハウスものがお店に並びます。
根茎の白さと紅色がきれいな瑞々しい新生姜。是非この時期に手にとってみてくださいね。