流通のおはなし Retail

例年よりゆっくりと、いちごの季節が整ってきました

2026.03

2025年の年末から年明けにかけて、いちごは例年に比べて店頭に並ぶ量が少ない状況が続きました。本来であれば需要が高まるタイミング。しかし、安定して色づき始める時期に昼夜の寒暖差が十分に確保できないことで果実の肥大や着色がゆるやかになり、収穫の立ち上がりが遅れるケースも見られました。そのことから出荷量が伸びず市場でも「なかなか出てこない」という声が聞かれる年明けとなりました。

いちごは見た目の華やかさが先に立ちますが、実は栄養面でもとても優れた果実です。特に多く含まれるのがビタミンC。数粒でしっかりと補えるほど含有量が高く、日々の食事に取り入れやすいのが特徴です。さらに、赤い色のもととなる成分や食物繊維も含まれており、甘みの中にきちんと役割を持った果実でもあります。

寒さが残るこの時期、さっぱりとした酸味とやわらかな甘みは、食後にも取り入れやすい味わいです。朝の食卓に添えるだけでも、季節の彩りがひとつ増えます。今回は、このいちごと濃い味わいのミニトマトを合わせて、簡単なサラダにしました。甘みと酸味が重なり合い、思いのほか相性のよい組み合わせです。ポイントしてはいちごとミニトマトをドレッシングと少し馴染ませますが10分ぐらいで切り上げること。なじませすぎるとせっかくのいちごがぐずぐずになってしまいます。そこだけ気をつけると時短でとっても味わい深いサラダになります。

デザートとしてだけでなく、料理のひと皿にも。いちごの新しい楽しみ方として、ぜひお試しください。

 

1. お好みのお酢、はちみつ、オリーブオイルを各大さじ1ずつと塩こしょうを乳化するようによく混ぜる

 

2. ミニトマトを洗って半切りにする

 

3. いちごを洗って半切り、大きめのものは4等分にカットする

 

3. カットしたミニトマトといちごにドレッシングを合わせ、優しく混ぜ合わす

 

4. ドレッシングが入っていたボウルにお好みのリーフ野菜少々を入れボウルに擦り付けるようにし味を纏わせる

 

5. お皿にリーフ野菜を盛り、その上に10分ほど味をなじませたミニトマトといちごを盛り付けて完成