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冬の寒さが育てるカリフラワーです

2026.02

冬の野菜売り場で、白く丸い姿が目に留まるカリフラワー。実はこの野菜、寒さが増すほどにおいしさが深まる、冬が旬の野菜です。

冷え込む季節に育ったカリフラワーは、ゆっくりと身を締めながら味わいにやさしい旨みを蓄えていきます。寒さの中で育つことで野菜自身が持つ力が自然と引き出されていくイメージです。

ブロッコリーと同じ仲間ですが、風味はより穏やかで口当たりもやわらか。火を通すとほくっとした食感になり、白い見た目も相まって冬の食卓に静かになじみます。

カリフラワーには、ビタミンCや食物繊維が含まれており、寒い季節の食事に取り入れやすい野菜のひとつです。加熱しても比較的残りやすい栄養があるとされている点も、日々の献立で使いやすい理由かもしれません。

房だけでなく、芯の部分にも甘みがあります。冬のものほどその味わいが感じやすく、切り分けたときにほのかに香るやさしい香りにも季節を感じます。

今回はそのカリフラワーを使ったアヒージョを作りました。出汁の出る具材を入れてカリフラワーにしっかり染み込ませるとホクホクの食感と共に飽きずに楽しめます。

寒い季節にゆっくりと育った冬のカリフラワー。派手さはありませんが、季節の食卓にそっと寄り添ってくれる野菜をぜひお楽しみください。

 

1. カリフラワーのお尻のほうから切り込みをいれて割るように房にわける

 

2. 小房に分けるときは軸の途中まで切り込みを入れ、手で割くようにすると房がバラバラになりにくいです

 

3. えびなどの出汁が出る具材、にんにく、カリフラワー以外の具材を用意する

 

4. アヒージョ鍋やフライパンなどにオリーブオイル、にんにく、少量のアンチョビを入れ加熱する

 

5. 油が温まったら用意している具材を入れる

 

6. 蓋をして蒸し焼きにし、最後に味を見て塩が足りないようなら塩を足して完成