師走を迎える頃、じゃがいもの季節を感じるようになります。北あかりは晩秋から初冬にかけてその魅力を最もよく発揮するじゃがいものひとつ。
北あかりは1975年に北海道農業試験場で男爵いもとツニカを交配して育成され、1987年に品種登録されました。北海道のじゃがいもづくりに希望の明かりがさすようにと名付けられ、当時深刻だった病害虫への抵抗性を持つ品種として誕生しました。その食味のよさから次第に広がり、今では「栗じゃが」や「黄金男爵」とも呼ばれ親しまれています。
収穫されたばかりの北あかりはみずみずしく、貯蔵を重ねることでうまみとほくほく感が増していきます。きめ細やかな肉質となめらかな舌触りが特徴で、切ると黄みがかったクリーム色の果肉があらわれ加熱するとやさしい香りが立ち上ります。
北あかりにはビタミンCやカリウム、食物繊維などが含まれています。冷え込みが厳しくなるこの季節に温かいお料理で味わいたい野菜。日々の食卓に取り入れることで冬の訪れを穏やかに感じることができます。
ポテトサラダや肉じゃが、ポタージュなどさまざまなお料理に使いやすく、グラタンやコロッケにもぴったりの野菜。北あかりは皮が薄いため皮ごと調理していただくと素材の風味をよりしっかりと味わっていただけます。
今回は定番のポテトサラダではなく違った食感をたのしめるサラダをご紹介します。盛り付けを少しホリデーシーズンのように仕上げるだけで見栄えがするサラダです。スモークサーモンとの相性も抜群ですのでぜひお試しください。

1. 北あかり中3個を洗って皮をむく

2. 手切りや千切り器を使って千切りにする

3. パスタを茹でる時と同じぐらいの塩分で30秒から1分湯掻く

4. ざるにあげて粗熱をとる(水にはさらさない)

5. レモン汁大さじ1と1/2、オリーブオイル大さじ1、塩こしょうでさっと和えて冷蔵庫でしっかり冷やす

6. あれば、ディルを少量加える

7. 円状に盛り付けてくるくる巻いたスモークサーモンをお花のように飾って完成