見た目は海外の胡瓜のようなかたちをしている加賀の伝統野菜・加賀太胡瓜。胡瓜という名前からいつもの胡瓜の味を想像しますが、どちらかというと瓜に近いあっさりした風味を持っています。果皮はかたく苦味があるのできちんと剥いてください。種は柔らかい時期ならそのままいっしょに食べられますが硬めのときは取り除いて調理しましょう。
酢の物やお漬物、ひすい煮などにして楽しむのも良いですが、簡単にスープにして食べるのもおすすめです。あっさりしているので夜食にもできますしトロリとした食感がクセになります。今回はエビを使いましたが鶏肉や他の魚介に変えても。
1. 加賀太胡瓜の果皮をしっかり目に剥く
2. 種が硬いようならスプーンでくり抜いてから1.5cmぐらいの半月切りにカットする
(柔らかそうで食味が気にならないようならそのままでOKです)
3. コンソメスープに生姜半カケほどをすりおろす
4. 3のスープで下処理をした海老の色がさっと変わるぐらいゆでて置いておく
5. 加賀太胡瓜をスープに入れて果肉がとろっとするまで煮込む
6. 最後に置いておいた海老を加え塩で味を整えて完成