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山ぶきは和食だけでなく洋風使いにも合います

2022.05

爽やかな風味が春先から初夏にかけてぴったりな山ぶきは今の時期の野菜。きゃらぶきなどの佃煮や煮物の印象が強いですが、和食だけでなく洋風使いにも合うのをご存知でしょうか。

筋をとって下ごしらえしてしまえばそこからは少しずつ用途によって使い分けもできます。意外に短時間かつ簡単に下ごしらえできるので「手間がかかるから」と敬遠される方にもおすすめです。この時期だけの山椒と炊いて常備菜にしたり、パスタの具材やサラダに入れたりと幅広く楽しんで頂けます。

今回は生ハムやスモークサーモンと合わせてワインなどに合う前菜プレートを作りました。コクのある生ハムやサーモン、チーズなどと爽やかな山ぶきを合わせることでさっぱりと食べやすくなりますのでぜひお試しください。

 

1 山ぶきをフライパンに合うサイズにカットしたあとビニール袋に塩と一緒に入れる
(まな板で塩ずりしても良いですが、袋に入れると塩が飛び散らずキッチンが汚れません)

 

2 袋の中で山ぶき同士を擦り合わせるようにして全体に塩をまわす

 

3 フライパンにお湯を沸騰させ山ぶきを入れ5分ほど加熱する

 

4 加熱し終わり水にさらした後、ナイフなどを使って筋を取る

 

5 筋を取ってまだ塩気が強いようなら水にさらす その後保存容器に入れて完成
(冷蔵庫でおおよそ1週間程度持ちますので色々な料理にお使いください)

 

洋風ならこのように前菜プレートにしたり、冷製パスタの具材にするのもおすすめです